2023年9月3日日曜日

通常営業に戻りました

8月は夏休みをいただきました。
9月は通常通り営業しますが、9/3は13時で閉店致します。

お客様から、沖縄と山形へ草木染めなど手仕事を巡る旅に行かれたお話しを伺いました。
鮮やかな黄色は沖縄のフクギ染め。

山形では紅花を摘み、潰して乾燥させる染料づくりもされたそうです。
お土産の琉球びんがた。鮮やかでおおらかな柄です。

Nokkaさんの小物が届きました。
洋梨とアボカドのブローチはりんごに続くシリーズ。スゥェーデン刺繍の針刺しも。


横浜のお客様からご依頼のリネンのセットアップが出来ました。
9月初めのお仕事の場に、ジャケットのスーツではなくカジュアルすぎず、のご希望です。優しい雰囲気のブラウスとすっきりとしたパンツを上質なリネンで作りました。

今年は着物リメイクのお仕事が続いています。
黒の絽の着物をジレにしました。
シンプルですが、1枚はおると雰囲気が変わる便利なアイテムだと思います。

残念ながら着物としては袖を通す機会がなかったとのことですが、細かいところまで丁寧な仕立てがされていました。どこかに残したいと思い、後ろ中心の背伏せ布をそのまま使いました。

こちらは反物の状態でいただきました。タックを深くとったロングワンピースです。

着物のお話しをした別のお客様から、着物をほどいた状態でコートのご依頼をいただきました。個性的な柄をどう使おうか、ご相談。


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国立新美術館で阿寒湖アイヌの小さな展示がありました。

約120名が暮らす集落「阿寒湖アイヌコタン」では、アイヌ工芸のアーティストたちが新しいものづくりに挑戦しているとのこと。
伝統的な文様が縫い付けられた木綿衣などに興味があるのですが、現代に受け継がれ新たに生まれた作品たちを見ることが出来ました。


2023年6月24日土曜日

8月は夏休みをいただきます

紫陽花の季節もそろそろ終わりです。
写真はご近所の淡い色の花。
少し早いですが、8月は夏休みをいただきます。
洋裁教室は金曜のみ別会場で行う予定です。

薄手のジョーゼットのブラウス。衿ぐりのあき、ギャザーの分量、着丈と袖丈を仮縫いの段階から微妙に替えて、長身のお客様によく似合うぴったりのものが出来ました。

こちらは以前お作りしたコートをお直し。
一部芯を貼ったりほつれを直し、ボタンを替えてホールを広げました。これからも長く着たいからとおっしゃっていただいて嬉しいです。
お直しもお気軽にご相談ください。

表面に凹凸のある面白いニット生地、ご希望のシンプルなカットソー にしました。生地に合わせた部分縫いの方法にしますが、衿の縫い方は比較的簡単できれいに仕上がります。

洋裁教室の皆さんはよく自作の洋服を着ていらっしゃいますが、それぞれによく似合う着こなしをされていて素敵です。
刺繍をしたワンピースを作られたお客様は、デニムと合わせて軽やかに。

いつもかわいい生地をお持ちになるお客様。赤いリネンは封筒形の小さな白いポケットを付けたワンピースにする予定です。赤いハートのボタンを付けて、と夢のあるデザインで出来上がりが楽しみです。


2023年4月28日金曜日

連休も通常営業致します

 もう初夏のような陽気の日もあり、新緑が鮮やかな季節になりました。
明日からゴールデンウィークですが、いつも通りの営業になります。

教室のお客様がお持ちになったのは、きれいなグリーンとブルーのリトアニアリネン。夏のワンピースとパンツを作ります。


冬から刺繍を始めてゆっくり作っていた教室のワンピース、あとは仕上げで完成です。刺繍初挑戦のお客様は、糸選びも楽しみながらされていました。

ご注文で着物からワンピースを作りました。
古い着物は状態に合わせて断ち方や縫い方の微調整が必要になりますが、生地本来の持ち味を活かした新しい服になると素敵ですね。

サロンを経営されているお客様から、よもぎ蒸しマントの追加をご注文いただきました。美しいシルクヘンプは京都で購入されたものです。

お母様の生地を使ってオーダーされているお客様、春はこちらのスカートに、紺のブラウスを合わせる予定です。

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ようやく見に行くことが出来たディオール展。
各時代のデザイナーのドレスが数多く展示されていて、作品そのものでブランドを物語るような内容でした。


上のドレスのステージも華やかで圧巻ですが、印象的だったのが仮縫いのトワルの白い空間です。
トワルとは、デザイン画をもとにコットン生地で組まれたドレスの試作品です。
鉛筆の線やピンがついていて制作の過程が間近に見られますよ。